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「歯科医院づくりは、テナントの現状確認から始まる」
2026.05.12
歯科医院の新規開業や移転のご相談をいただくと、
最初はやはり「立地」や「家賃」の話になることが多いです。
もちろん、それはとても大切なことです。
駅から近いか。
駐車場は足りるか。
広さは十分か。
先生方も、かなり時間をかけて検討されています。
ただ、実際に設計や工事まで進んでいくと、
別のところで悩み始めるケースが少なくありません。
「思ったよりレイアウトが組めない」
「配管の位置が難しい」
「必要な診療台数が入らない」
「音や振動の問題が出てきた」
などなど・・・
図面上では問題なさそうに見えても、
実際に医院として成立するかどうかは、また別の話だったりします。
特に最近は、
テナント自体の条件もかなり複雑になってきています。
以前なら成立していた計画が、
今は設備容量や法的条件で難しくなることもあります。
だからこそ、
先生にとって“良い物件を探す”とは、
「その場所で、本当に医院として長く続けていけるか」
を最初に見ておくことが大切なのかもしれません。
歯科医院づくりは、
デザインだけの話ではありません。
開業直後だけではなく、
10年後、20年後にどう運営していくか。
その視点で見たとき、
最初のテナント選びが後から効いてくることがあります。
実際、開業時には気づかなかった小さな違和感が、
数年後にじわじわ負担になるケースもあります。
逆に、派手さはなくても、
長く安定して運営できる場所というのは、確かに存在します。
図面を描き始める前に、
少し立ち止まって考える。
その時間が、
結果的に医院全体を支えることもあるように感じています。
スケッチボックスデザイン事務所
歯科医院設計【デザイン・施工】
宮城県仙台市